優しさがしみました。

先日、うちの猫のことをブログで書いたところ、読んでくれているお客様やお友達から元気だしてねとお菓子やお花をいただきました。


みなさま、ありがとうございました。


優しさがほんとにしみました。


猫がいない日々にまだ慣れませんが、私がお世話していたことをやらなくなった分、楽になっているのも正直あったり、でも寂しかったり気分はころころ変わります。


子供たちと私はとりあえず、帰ってきたときは「こんちゃん、ただいま~」と言って出てこないこんちゃんを待つわけでもなく、いないんだというのを再確認するかのようなことをしています。


おもしろいくらいに、あ、いないんだった・・と思うことが多くてこんちゃん、どんだけ~~っとIKKOさんみたいになったりしてます。



トイレの砂が飛び散っているのを掃き掃除したり、爪研ぎの紙くずを片したり、割とふさふさした毛並みだったので落ちているふかふかな毛を掃除機ですったり、嫌がる爪を必死で切ったり・・・そんなことをしなくなり、時間に余裕ができました。


そんなこんなでこんちゃんがきれいにしても秒でやらかすからと、ばりばりとつめを引っかけていたずらされていたぼろぼろの障子を張り替えることをしました。


穴があかない障子でしたが、それが楽しいのか私がその部屋にいると外で高速前足くるくるで、障子をバンバンたたいてくるのです。


こんちゃん・・・笑、となっていたのですが、ある日、爪がのびていたのでしょう、バンバンやっていたら爪が引っかかったと思ったら少し穴があいたことに気付いたらしく、穴があかない障子とこんちゃんと私の仁義なき戦いの火ぶたは切って落とされたのでした。



普通の障子に比べても少し割高のこの障子、そうそう変えたくない私と、固いから跳ね返る感覚も楽しいのかバンバンと前足を打ち付ける猫、そして勢い余って破ける・・・そこにセロハンテープを貼る私という構図でした。




でもだんだんんとひどくなり、セロハンテープでは足りなくなり、茶色のガムテープを障子に私は張り出しました。疲れていたのでしょうか・・・。





時間が経つとこんちゃんのバンバンによりガムテープの張り始め上部がペロンとなってきたので、それを食い止めるために縦貼りだったガムテープの上部を横貼りするという暴挙に出た私。



恐ろしいことに毎日見ているとそれが日常になり、なんとも思わなくなるのです。



いや、なんか思ってしまうと張り替えたくなるから、見ないふりしていたが正直なところでしょうか・・・。



娘からはお化け屋敷と呼ばれていました。





そんな娘の彼を数日家に泊めなくてはいけないかも・・という事態になったとき、出先でそれを言われて、1番先に頭をよぎったのはガムテープ障子でした。





あぁ、やばい・・、あれ絶対目に付くじゃん、君のお家、なかなかヤバいじゃんとでも思われたら娘かわいそう・・なんて思っていましたがなんせ時間がない。




張り替える時間もないので、ありのままをみせることにしました。




彼からしたら緊張でそこは目に入んないかもしれないのでね、それはそれで良しと言うことにして。



それからは、ガムテープを白に変えました。


いや、そうじゃないだろ、張り替え!!という感じですが私、断固拒否。


娘の彼にも見られたし、もうどうでもよくなったのでしょう。


そのお化け屋敷障子を張り替えたのでした。



穴をあける高速猫もいないですし、張り替え時、いたずらする猫もいない。



仕事はスムーズに進み、部屋は明るくなり、娘の彼が来ても恥ずかしくなくなりました。



キレイになってうれしいけど、なんかさみしい気持ちになりました。娘や息子もそんな感じみたいです。



こんちゃんの写真は寝起きのブスなやつとふかふかでかわいい写真を交互に見ることができるような写真立てにして、お線香あげるときにブスなヤツは、こんちゃん・・ブスかわ♡となり、皆の笑いを生みます。


こんちゃん、亡くなっても元気をくれる。勝手にもらってる。



心の中で生き続けるのですね。



お客様が亡くなった子たちは虹の橋にいるそうで、思い出してあげるとその子にお花が降るんだよと教えてくれました。


その方のわんちゃんはお花で埋もれているそうで笑、すてきなことを教えていただきました。



こんちゃんもお花で埋もれるくらい思い出してあげようと思っています。


その方のわんちゃんは猫好きらしいので、こんちゃんも仲良くしてもらってるといいなぁと思います。



みなさん、優しい。



私もそんな優しさをあげられるようになりたいと思いました。ほんとうに、ありがとうございました。



寝起きな写真のこんちゃん。この棚の上から、起きない私が起きるように細々した物を落としたりしてました。なので、ここに写真を飾ることにしました。




そして先日、洗濯物を干していたとき




これ。


娘のヤツ。



このチョイス。嫌いじゃないですけど、どこで着るんだろ。あの子。



美容室 nicoreco

富士宮にある1席の美容室です。 専門学校生と高校生の子がいる女性スタイリスト1人のサロンです。 小さなお子様や美容室が苦手な方も気兼ねなくご予約ください。隠れ家的(来るまでの道のりが少し狭い)な場所です。わからないときは、お伝えください。お迎えに行き、誘導いたします。

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