妖精さん
今日の太陽、やばいですね。
暑い。
これからこういった日が増えるんだよなぁと、冷房の入っている店の中から窓の外をボーッと見ながらパソコンに向かっております。
先日から、何度かご近所の方だと思われる(全然把握できていない)女性が、予約をしていないけどできる?と、何回か聞かれていて大体その方が来るときはもう予約が入らない状態の日が多く、すみません、きょうはいっぱいなんです・・・(しかも割と急いで仕事をしているときが多い)などのやりとりをしていまして。
すみません・・・今日はのあたりで、わかった、また来る・・・と、帰って行ってしまうので、この前は今度の木曜日でしたら大丈夫ですよと伝え、パーマかけたいと言ったので何時頃が良いですか?と時間を尋ねると、何時でもいいと。
では、9時にパーマで・・・と、あのときお別れしたあの人。
今、木曜日、9時32分。来ない。
明日来てもできない。今週はもうすでにいっぱいだし。
やっとパーマかけてあげられると気合いは入っていましたが、あの人は来ない。
忘れちゃったのかな・・・。
玄関から外を眺めていますが、気配もありません。
あの人、あの人、妖精だったのかしら。
どこか違う店、行ったのかしら・・・。
アゲハチョウに乗って、どこか違うお空の下に行ったのかしら・・・。
来ないですね。
銀行行ってこようかしら・・・。
あのやりとりはまぼろしだったのかしら・・・。
妖精のおばちゃんが入ってきたとき、高校の同級生の息子くんが髪を切りに来ていて、妖精さんグイグイお店に入ってきたので、息子くんと目が合った瞬間、彼がこんにちは~と挨拶して。
全然知らない人だけど挨拶してくれまして、そんなに悪い雰囲気ではなく次週の予約をとりつけました。
全然知らない人だったのに挨拶してくれてありがとなんて言ってたら、仕事柄、クレームを言いに来る方たちの対応をすることがあるそうで、自然と言ってました~なんて言ってました。
うちの娘と同級生で、高校を卒業してすぐ働いてるので1年ちょいもう社会人していると、なんか少し大人ですね。
対応力が。
妖精さんも思わず、こんにちは~って言ってたし。
10時だよ。
まぼろしの妖精さん。
もう、会えないのかしら・・・。
0コメント