君には悪いが・・・。

私はセミが、セミがね、苦手なのですよ。

これはもう小学生の頃から、あのかさかさした質感（触ったことはありませんが。）、勢いよく飛んできたかと思うと、急にパタッと落ちて。

お亡くなりになったのね・・と近寄ると、突然バサバサっと動いて大暴れしますから。あれにびっくりして、ねぇ。後ずさりしながら自分のところに来ないように目だけは離さないようにして逃げる。

きのう、お店から出ようとドアを開けると・・・。

ヤツがいましたよ。

あぁ、この季節がきたよ。

ひっくり返って動かない。　これは、気を抜いてはいけないのです。これをかがんで覗いたりすると、腰抜かしますから。

動くから。

だから写真撮って、見なかったことにしました。

こうやって見ると、メカ感がすごいですね、セミって。

堅そうだし、カサカサだし。

手を広げているときは、まだ生きてると昨日教えてもらいました。

それを確認するためにかがんだら、ガサガサしそうな気がします。

遠目で確認することにします。

私の実母は、ちょっと用事でお店の前を通ったときに、このセミを見つけてちょっとどかそうと思い近寄って、セミが大暴れして尻もちつくくらい驚いたそうです。

完全にお亡くなりになるまでは、そこにいたとしても、いなかったようにする。

これに限ります。

セミよ・・・すまぬ。