もっとかわいくして。
これは先日、年長さんの女の子に言われた言葉。
仕上げの段階の毛量調整していたときに、あと左サイドを切ったら終わりのときに、「もう、終わる?」と聞かれたので、「うん。」と答えると、今終わりと思ったのか、このセリフを言われました。
もっと、かわいくして。
結構ぐわっとえぐられた気分でした。こっち切るともっとかわいくなるし、すでにもうかわいい♥と言ったら、違うと怒られました。
今すでにではなかったようです。
髪をカットして、サラサラしてすてきになって、かわいいが完成のようです。
いつも適当なお手入れして、こんなもんでいい・・と、自分のこと終わらせていた私には響きました。
もっと、かわいく。もっと、すてきに。
そうだった。この心がないと、向上しない。
お客様の髪を切っているとき、お見送りしながら、あの襟足のところ、もう少し攻めてもよかったな、次回はもっと・・・など、いなくても考えるのに、自分のこともっとこうしたいなど、ちゃんと考えないと。
疲れて寝落ちする前に、化粧水をつけて、リンパマッサージをするのだ、私。
ちゃんとお手入れしないときれいになれませんし。
思い返してみると、小学生のころ毛量多、ごわつく髪、寝癖で母に連れられ、美容室に行きました。
結構細身だった私(そのころはね)頭はハチが張っているから体の割にでかく見えたんでしょう。
「頭、でかいねぇぇ~」
美容院のおっさんが言い放ちました。
私、確か小4くらい。
おいおっさん、それは心の中で止めとく言葉だろう、えぇぇ。
今ならこれを言えますが、まだかわいかった私は深く傷つきました。
いや、見たまんまだから、仕方がないですけど。
いくら小さくても憧れはありますから、これくらいでいいはだめです。
ちゃんとかわいく、もっと、かわいく。
かわいくなると顔がニコニコしてきて、もっとかわいくなりますし。
私も忘れずお仕事しないと。
プラス、自分のことも。
もう、おばちゃんですから。自分で自分のこと持ち上げてがんばらないと。
誰もほめてくれないわけですしね。
全然関係ありませんが、
洗濯機から洗濯物を取り出していたら、私の服にうちの猫のひげが。
もっと、ぐっと刺さっていましたが、私が引っこ抜きました。
そのあと、これブログに載せられるな・・・と思い直し、乗せて撮った写真です。
猫のひげは、なんかかわいい。
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